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X-Quisite VORO

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​Award

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新たな魅力を備えたX-quisiteの最新作

特許を取得したモノブロック・セラミック・トランスデューサーを初めて採用し、アナログ・ピックアップに革命をもたらしたX-quisiteのニュー・モデルです。VOROは処女作であるX-quisite CA(CONNAISSEUR LINE)のディフュージョン・ラインとして新たに設けられたREFERENCE LINEからリリースされます。最新テクノロジーと斬新なアイディアを取り入れたVOROのパフォーマンスは、アナログ・ピックアップのエポック・メイキングとなったX-quisiteが、有機的な進化を遂げてより音楽に近づいたことを物語っています。エクスクウィジット・シリーズは、スイスのトゥルベンタールにあるHiFiction AGで生産されます。

□高効率2層鉄心構造のモノブロック・セラミック・トランスデューサー

X-quisite VOROは、X-quisiteシリーズ最大の特長であるセラミック一体型トランスデューサーを採用。HiFictionが特許を取得したモノブロック・セラミック・テクノロジーは、カンチレバーからコイルボディまでを高強度セラミックで一体成型したことで、最も動的負荷のかかるカンチレバーとコイルボディの接合部を排し、音楽信号はダイヤモンド・チップからコイルボディまでロスの無い絶対的ピュアな状態で送られます。X-quisite CAに採用されたアイアンレス・トランスデューサーは、内部インピーダンスが高く(約20オーム)、出力電圧が低い(0.3mV)ため、強力なマグネット回路が必要で、さらに増幅に関してフォノステージにかなり厳しい要求がありました。

X-quisite VOROは、あらゆる種類のMCフォノステージに完璧にマッチするよう、高効率2層鉄芯構造の採用により高い出力効率を得ています。もちろんその性能は歪みのないクリアなものでなければならず、傑出したダイナミックさも備えていることが開発の条件だったことは言うまでもありません。

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□3D加工セラミック彫刻ボディ

VOROのインプレッションは、数学者ゲオルギ・ボロノイによるボロノイ図から作成された3D加工によるセラミック彫刻ボディの幾何学的デザインに集約されます。このパターンは自然界によくみられる有機的なもので、VOROのスケルトン・ボディに高い剛性と最適な共振制御を与えています。

□スイスの高い精密技術で製作されるコイルと強力な磁気回路

VOROに採用された高純度の銅線は、カンチレバーと一体となったセラミック製コイルボディに適合した技術でハンドメイド制作されています。また磁気回路には強力なNeodym-Armco(ネオジウム・アームコ)を採用しています。

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Specification

カンチレバー/コイルボディ: モノブロックセラミック(特許取得)

コイル:           4N銅線

スタイラス:         FGS(Fritz Geiger S)

磁気回路:          ネオジウム・アールコ

ボディ:           セラミック/アルミニウム

重量:              10.2g

針圧:            1.9~2.1g

出力:            0.7mV@5cm/s

コンプライアンス:      12um/mN

周波数特性:         20~30,000Hz

歪率:            最大0.2%

インピーダンス:       2×12Ω

推奨ロード・インピーダンス: 100~200Ω

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