top of page

Kenneth Grange (ケネス・グランジ / Aura プロダクト・デザイナー)

世界的に有名なロンドンのデザイン・スタジオ、ペンタグラムで活躍、英国製Auraそしてnoteのビジュアル・デザインを手がける。モダンで印象的なデザインにとどまらない彼のデザインは、シンプルでストレスを与えないという、人がモノを長期にわたり使用する条件に沿ったもので、その手腕は高く評価されている。10を超える英国デザイン賞や、エジンバラ公賞を受賞。大英勲章叙勲、チャータード・ソサエティー・オブ・デザイナーズ会長やRDI(ロイヤル・デザイナーズ・フォー・インダストリー)理事を歴任。現在は自身のデザイン・オフィスで活躍を続けている。

“生活を見つめ美を追求する”
それが価値ある製品を生む

プロダクト・デザインは、まさに"生きる"ことについてのデザインです。どんな製品も生活や仕事、すなわち人が"生きる"場面で使われているのです。生活をきめ細かに観察すること、歓びを体験すること、そこから良いデザインは生まれてきます。ともすれば生産の場にあっては、実利性生産性からデザインを決定されがちです。しかし、美への飽くなき追求と冒険なくしては価値あるものは出来ません。

"生活を見つめ美を追求する"それが価値ある製品を生みだすのです。

noteの背景にあるデザイン哲学は、きわめてシンプルにエンジニアリングされた製品のidealogy(理想的な論理)に従っています。ファンクションは視覚的にはっきりと識別でき、コントロールは簡単にダイレクトに行えます。ガラスの採用については、世界中で最も一般的ではありますが、この美しい素材は、この製品を楽しみ、またこの素材の強さとその価値を評価(鑑賞)するという私の目的を明瞭化させてくれました。

bottom of page